東京駅・選手村ルート開業!
東京駅・選手村ルート開業!
この度、東京BRT株式会社様にて車内メロディを2曲導入していただきました。9/16開業東京駅・選手村ルートの東京駅八重洲停留所を発着する際に放送されます。あらゆる利用者にとって聞こえやすく、スピーカーから離れた位置でも聞き取りやすい旋律となるよう試みました。
本メロディでは、時間の区切りや節目を知らせるサインとして用いられる「鐘」の音色を使用しています。鐘は、時を知らせたり、出来事の始まりや終わりを告げたりするなど、場所や状況によってさまざまな意味を持ちます。東京BRT様においては、この鐘の音が「東京駅・選手村ルートの終点に到着したことを知らせる音」として位置づけられました。
「江戸湊」は、東京駅八重洲周辺の歴史に着想を得て制作しました。現在、多くの人が行き交う東京駅八重洲周辺は、かつて江戸の玄関口の一つとして、水運と深く関わってきた地域です。現在の東京駅から新たな目的地へ向かう人々の姿と、かつてこの地にあった水辺の風景を重ね、過去から現在へと続く東京の時間を音楽で表現しています
東京BRT様では3種類の車両を運用しているため、車両音やスピーカー、車内での響き方が三者三様でした。そこで、旋律はどの車両においても聞こえやすい音色を設計しました。なお静音性が保たれている車両では、地域性や東京BRTらしさを表現するための音楽的なデザインが伝わるようにしています。限られた放送環境の中でサイン音を届けるための取捨選択を行いました。
東京BRT様への車内メロディ提供は、バス事業者様において初めての事例となりました。バスの車両音・スピーカー特性・利用者層等の情報収集は、実地調査に加え、東京BRT様より大変手厚くご協力いただきました。あらためまして心より御礼申し上げます。
※写真提供:池田 新 さま